まんが日記(その39) 「とめはねっ!」 -5-

とめはねっ! 5 (ヤングサンデーコミックス)

タイトル
とめはねっ!
巻数
作者
河合克敏
掲載誌
週刊ビッグコミックスピリッツ
出版社
小学館
発行日
2009/06/30


神奈川県 鎌倉市

そのはずれのほうにある

私立鈴里(すずり)高校


主人公である(?)大江縁(おおえゆかり)

ひょんなことから、書道部に入部ることに



書の甲子園」への作品も提出し

2学期

部員不足で

このままでは、正式な部として

認められなくなってしまうおそれが!


書道部は

部員を集めるために

書道パフォーマンスを行うことになった

このまんがの連載が始まる

かなり前

深夜のテレビで

高校の書道部を取り扱っていた

ドキュメント番組を見たことがあります


歌が流れる中で

歌詞を書道していく

パフォーマンス


上達するには、枚数書くこと

合宿で、深夜まで手足真っ黒にして

書き続ける


高校時代に書道に打ち込む青春(笑)←(笑)つけないと、おっさんには恥ずかしすぎます

素直に驚き感動した覚えがあります


なので、このまんがが始まると知って

「あぁ、ここに眼をつける、まんが家(編集者)が居たんだぁ、やるな!」と

ここでも驚き

読み続けています

( このまんがは、それほど熱血ではありませんが )



5巻では

前述のように、部員集めのために

書道パフォーマンスを行います

その成果もあって、部員が増えたのかどうかは

読んでのお楽しみとさせていただきますが


私が気になったのは、その後

書の甲子園」の結果が出て

入賞出来なかった大江縁が、落ち込む場面があるのですが


帰国子女で

日本では習字が、学校で授業があり

全ての人がやったことがあることすら、知らなくて


あまり人との関係を保つのが苦手で

おとなしい人間が


4月から始めて9月に出した作品が

入賞出来なかったからといって

あんなに落ち込むものでしょうか?


「それだけ世間知らずなんだよ」ということで

説明は、つけられると思うのですが


納得いきません


その後に、父親の

主人公と同じくらい時に書かれた書を見て

上には上がいるということを認識し

書の甲子園」でも、自分よりも上手な作品があっただけだと

納得するのですが


その時の、父親の書いた書を

載せたかっただけではないでしょうか?



まんがの中にある書は

書道の先生や、学校の先生に、お願いして書いてもらったものや

一般に作品を募集して送られてきたものを

使用しているということなのですが


作品があって、それを載せたいために

ストーリ作りしてるような不自然さを感じさせました


作者は、おまけページで

ストーリが出来てから、書を探しているというようなことを書いていたので

そうでは無いのでしょうが


良い悪いは別にして

ストーリーから不自然さを感じさせるのは

マイナスポイントじゃないでしょうか?


ともかく

続きを、たのしみにしています



追伸

来年、NHKでドラマ化されるそうです

ふたつのスピカ』のように台無しにされなければ

いいのですが

△△△*^-^)△ねこまんが工房♪♪△△△