まんが日記(その50) 「百鬼夜行抄」 -18-

百鬼夜行抄 18 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

タイトル
百鬼夜行抄
巻数
18
作者
今市子
掲載誌
ネムキ
出版社
朝日新聞出版
発行日
2009/07/07


怪奇幻想小説家として名の知れた祖父

飯嶋怜(蝸牛)


孫である、飯嶋律 は、祖父の能力を受け継いだのか

見たくないものが見える


祖父から命令され、 を守護する 青嵐

を「若様」とお仕えし、なにかと世話を焼くがほとんど役に立たない  尾黒 尾白


の周りには、霊やら、妖怪やらが絶えることなくやってくる

それを は、除霊するでも、退治するでもなくただ逃げたりするだけ・・・・

画力が、少し落ちてますかね

カラーなどの1枚絵は、とても美麗に描かれていますが

普通のページは初期に比べると、丁寧さがなく雑に描かれてるように感じます


やはり、こういう話は絵の美麗さもあって

より怖く感じるのですから

絵の粗が見えてしまうと、怖いと思う気持ちが薄れます


1995年からの連載ですから、手にも随分疲労が溜まっているでしょう


しかし

話しの方は、安定していて良く出来た話しばかりで

おしまいの2ページくらいまで、ストーリーがどう転ぶのか判らず

ドキドキして読み進んでいきます


作者は、あとがきまんがで、随分ストーリー作りに悩まれていることが描かれていますので

ストーリーに時間を喰いすぎて、作画に時間がかけられず

あのようになってしまっているのかも知れません



今巻では、「見知らぬ妹」が好きですね

△△△*^-^)△ねこまんが工房♪♪△△△