まんが日記(その50) 「百鬼夜行抄」 -18-
怪奇幻想小説家として名の知れた祖父
飯嶋怜(蝸牛)
孫である、飯嶋律 は、祖父の能力を受け継いだのか
見たくないものが見える
祖父から命令され、律 を守護する 青嵐
律 を「若様」とお仕えし、なにかと世話を焼くがほとんど役に立たない 尾黒 と 尾白
律 の周りには、霊やら、妖怪やらが絶えることなくやってくる
それを律 は、除霊するでも、退治するでもなくただ逃げたりするだけ・・・・
画力が、少し落ちてますかね
カラーなどの1枚絵は、とても美麗に描かれていますが
普通のページは初期に比べると、丁寧さがなく雑に描かれてるように感じます
やはり、こういう話は絵の美麗さもあって
より怖く感じるのですから
絵の粗が見えてしまうと、怖いと思う気持ちが薄れます
1995年からの連載ですから、手にも随分疲労が溜まっているでしょう
しかし
話しの方は、安定していて良く出来た話しばかりで
おしまいの2ページくらいまで、ストーリーがどう転ぶのか判らず
ドキドキして読み進んでいきます
作者は、あとがきまんがで、随分ストーリー作りに悩まれていることが描かれていますので
ストーリーに時間を喰いすぎて、作画に時間がかけられず
あのようになってしまっているのかも知れません
今巻では、「見知らぬ妹」が好きですね
△△△*^-^)△ねこまんが工房♪♪△△△