まんが日記(その86) 「おおきく振りかぶって」 -13-

おおきく振りかぶって(13) (アフタヌーンKC)

タイトル
おおきく振りかぶって
巻数
13
作者
ひぐちアサ
掲載誌
アフタヌーン
出版社
講談社
発行日
2009/12/22

前巻から続いての

5回戦

美丞大狭山高校戦


キャチャー阿部のリードのクセを読み

初回から得点を重ねてられてきた

西浦高校だったが


クセを読まれていることに気付き

ピッチャー三橋に首を振らせることによって

一時のピンチを脱したが

阿部がホームクロスプレーによって負傷退場


急遽キャッチャー

田島に交代することになった。


毎回

登場人物にイライラさせられるまんがです。


特にキャッチャー阿部

中学卒業したばっかりの高校一年生ですから

未熟なのはしょうがないんですが


まぁ、そういうところが

このまんがの面白いところでもあります。



今回は作者

ひぐちアサの『画力』ではなくて

『まんが力』について

この巻のおしまいの方( ノンブル無いんで頁数分からず )


美丞大狭山の倉田の打席

ショートへの厳しい打球

一塁間に合わないと思ったら

倉田が一塁ベース前で止まりアウトになるシーン。


…なんだか台詞だけで説明しちゃって

絵で何も描いていないです。


倉田がプレー中に、一塁寸前で止まっているカットも無い

台詞で「止まったような…?」と説明してるだけ。


もともと絵では無くストーリーで読ませる

作者なので

絵自体が、”下手”なのは

いいのですが(笑)


”下手”でも絵で描かなくていけないところは

描かないといけないと思うんでうけど


絵が、“下手”でも

まんがが、“上手”ならいいんですから

それが『まんが力』だと思っています。


その辺りが気になった

今巻でした。

△△△*^-^)△ねこまんが工房♪♪△△△