『三億円少女』について語る(その1)

いやぁ・・・
改まって
三億円少女について語ろうと思うと
少し肩がこわばります。



自分の下手くそな文章で
この劇を語ってもいいものだろうか
と・・・



しかし
もともと
そういう日記ですから(爆



オチを考えずに書き始めたいと思います。



Berryz工房
日替りレインボー主役
劇団ゲキハロ第9回公演
三億円少女



この劇
2010年4月18日(日)よみうりランドEASTで行われた
Berryz工房フェスティバル〜ようこそ雄叫びランドへ〜』
初めて発表された時は



『華麗なる7人』



というタイトルでした。



その後
三億円少女 〜華麗なる7人〜』
“華麗なる7人”はサブタイトルとなり



最終的にはサブタイトルからも
消えてしまいました。



当初
脚本・演出の大人の麦茶
塩田泰造さんは
まったく違う物語を考えていたことが
5月20日の自身のブログ
塩田泰造のムギムギデイズ
http://www.otomugi.com/diary01/su2_diary.cgi
にて伺い知れます。

『華麗なる七人』

−前略−

最後の一枚はまったく意味無しお絵描きコーナー。


金髪のみやさんが蛇のストッキングだったらカッコいいナ
佐紀きゃぷにサーモンピンクのドレス、着てもらいたいナ
りしゃこの能天気北欧フライトアテンダント姿見てみたし
熊井ちゃんにVネックアイビールック&メガネってどうヨ
まあささんの真っ白い肌に漆黒の鼠小僧っていいんじゃネ
警視総監のサラブレット娘なのにド天然ちぃさんアリかも
頭脳明晰推理抜群、六人を追い詰める桃さんハマりじゃん


なぁんて『華麗なる七人』一瞬の妄想にふけったでやんす


そんな妄想よか、はるかにうきうきわくわくどっきどきの
「覚めて視る夢」お届けします


ゲキハロ Vol.9 乞う恋うご期待!!!!!!!(←七つ!)
http://www.gekidan-online.com/news/95.php

その後
プロデューサー
丹羽多聞アンドリウ(BS−TBS)兄さんとの
打ち合わせを重ね
かなりの意見をぶつけ合ったのではないでしょうか?



テーマを
昭和の超有名未解決事件 三億円事件
構想の練り直し



主役が7人公演ごとに変わる舞台
というのは、どちらの意見なのでしょうかわかりませんが
現在のかたちの
三億円少女となり



自分が前から言ってましたが
塩田さんの長短所、アンドリウ兄さんの長短所が
うまく混ざり合い
見事な科学変化が起こり
素晴らしい作品に出来あがりました。



この劇
まず
企画の勝利です
そして
脚本の勝利です



この時点で公演の成功は
ほぼ約束されていたと思います。



脚本の良さ
「親父同士が海軍兵学校時代の友達だった」とか
「家がそば屋で出前でバイク転がしてた」とか
「おじいちゃんが紙芝居をやっていて習った」とか



そんな物語のご都合主義なんか
「OKカンケー!」で吹っ飛ぶくらい



依子の描き方が素晴らしい。



物語の冒頭からの数分で
依子
“可愛さ”
“健気さ”
が語られ。



その後の数分で
依子
“激しさ”
“優しさ”
が語らます。



それも
依子
一朗や、その他の登場人物と
ほぼ初対面なので



こちら側(観客)も
いっしょに依子を知っていくため
置いてけぼり感が無く引き込まれ
ドンドン依子を愛おしくなっていきます。



なので、その後の
物語の結末に心から涙するのだと
思います。



しかし
その脚本を生かすも殺すも
出演者です。



レインボー主演という快挙を成し遂げた
Berryz工房



そして
大人の麦茶の3人を始めとした
大人俳優陣



について
次回以降で語りたいと
思います。

△△△*^-^)△ねこまんが工房♪♪△△△