『我らジャンヌ』について語ろう

さて
そろそろ落ち着いてきたので



劇団ゲキハロの最後の公演となった
『我らジャンヌ』について
語っていきます



ちょっと長いのでタタミます



では



過去のゲキハロ
【面白い脚本→面白い舞台】
【平凡な脚本→平凡な舞台】
【つまらない脚本→つまらない舞台】
であったのに対し



今回ミュージカルであったこともあり
【平凡な脚本→面白い舞台】
となっていました



正直最初ミュージカルと聞いたときは
「え〜」と思いましたが
何度観ても飽きない舞台でした



( 自分の少ない舞台観賞経験でもありますもん一回観て「もう結構です」っていう舞台 )



TRUTH/REVERSE/MARBLEという
リバースキャストシステムも
その要因でしょうね




ここまで随分と褒めてきましたが
ここからは、そのリバースキャストの
ちょっと「ん?」って思ったところを
少し語ります



清水 徳永竹内 勝田が演じた
ルーパート ハロルドリリー タチアナ
ふた組とも(神父に将軍に)幼いころから育てられたって
設定被っちゃっているところ



完全にリバースキャストありきの登場人物設定ですよね
そんなところに戦国自衛隊 死守セヨ』
感動のシーンを演じた
清水佐紀さんと徳永千奈美さんを
使ってほしくなかったな



そして
そのリバースキャストで
ルーパート ハロルド
ずいぶん性格の違うキャラクターとして
設定されています



片方は従順な部下のように
片方は家族のように



将軍の育て方も違っていたことでしょう
であるならば
実の娘のマリオンの性格も
TRUTHとREVERSEでは変わってしかるべきだと
思うのですが



そこは生意気高飛車お嬢様でも父親想い
といった感じで変わらずで



マリオン
ただスパイをさせるために設定されただけの
キャラクターに見えてしまいます



オルガについても
ジジを護るお姉さん的存在っていう
役回りのみで設定されているように見えて
正直キャラクターとして魅力的に
感じませんでした



自分は
役回りのために
キャラクターの設定を当て込むのが
好きじゃないんです



まあ今回はミュージカルなので
そんなこと言ってられないいでしょうけど



ともかく
そんな引っかかる点も多かった
『我らジャンヌ』でしたが



そこはミュージカル
歌の力で
全然OK
にさせてしまいました



許されるなら
大阪公演も観に行きたい!


△△△*^-^)△ねこまんが工房♪♪△△△