まんが日記(その14) 「PLUTO」 -7-

PLUTO 7 (ビッグコミックス)

タイトル
PLUTO
巻数
作者
浦沢直樹×手塚治虫
掲載誌
ビックコミックオリジナル
出版社
小学館
発行日
2009/2/27


手塚治虫鉄腕アトム −地上最大のロボット−』
浦沢直樹が、自分流にアレンジ


モンブラン
ノース2号
ブランド
アトム
ヘラクレス
ゲジヒト


世界最高水準のロボットが次々と殺されていく


次の標的は、エプシロン・・・


プルートウサハドアブラー博士


エプシロンと、プルートウの戦いのなか


ウランはつぶやく

  「操られているのは」

  「あのコだけじゃない」

  「ゼペットじいさんも」

  「ゼペットじいさんも、本当は操り人形・・・」


エプシロンは・・・

そして、アトムが・・・


クライマックスへと、続く第7集!

最初に申し上げておきます

私、原作である、手塚治虫先生の鉄腕アトム −地上最大のロボット−』

読んだことが、ありません


もともと、まんがで鉄腕アトムを読んだことがなく

PLUTO連載が始まってからも、いくらでも機会はありましたが

わざと、読まずにいました


それは

PLUTOを、ひとつのまんがとして、純粋に楽しみたかったからなのです


話を、知っていると

どうしても、比べて読んでしまい

普段のまんがの読み方と違ってしまいますから


結果

PLUTOは、とても面白いまんがです


1、2集と

謎の事件のサスペンス感、その間の心あたたまるストーリーが

凄く良く、引き込まれます

リアルタイムで読んでいくと、途中、やや助長気味に感じましたが

単行本を、まとめて読み返してみると

構成がしっかりされていて、ヒントとなるような場面を

少しずつ、ちりばめてあり

「あぁ、このヒト(ロボット)ここで、こんな事言ってる」なんて事が

よくありました


そういうところが、浦沢流のひとつなんでしょうが

長編だと、読み返す気力がなくなってしまい、謎解きの段階で

「???」「誰だっけ」「覚えてない」と、なってしまうんですが

このくらいの長さで収めていただくと、密度の濃い

充実した、まんがになっていると思います


そして、この日記の題材であるところの7巻ですが

上で書いたこと以上の事を話すと

このまんがの性格上、魅力を失ってしまうので

とにかく、「クライマックスに進んで行きます!」

としか言えません



次集が最終巻です

△△△*^-^)△ねこまんが工房♪♪△△△