まんが日記(その66) 「乙嫁語り」 -1-

乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)

タイトル
乙嫁語りおとよめがたり
巻数
作者
森薫
掲載誌
Fellows!
出版社
エンターブレイン
発行日
2009/10/15


前作 『エマ』 は、英国のメイドまんが

でしたが


今作は

中央アジアの嫁まんが

です。


エイホン家の末子

カルルク 12歳が

嫁に迎えた女性は

20歳の アミル だった。


8歳年上の嫁を迎えた、エイホン家は

最初、動揺を隠せませんでしたが


アミルの人柄に惹かれ

エイホン家に馴染んでいきます。


しかし、アミルの実家である

ハルガル家では、他家との政略結婚の相手として

一度嫁に出した、アミルを取り返そうとします。


この辺を、ストーリーの縦軸として


中央アジアの生活風景を、細やかに描写していきます。



『エマ』

英国ヴィクトリア朝時代の風景を、細やかに描写していて

なかなか面白そうだったんですが

巻数が進んでいたのと、メイド物という偏見から

購読していなかったんですが


今回、新作の第1巻からというので

読んでみました。


19世紀の中央アジアの知識は、まるでないのですが

装飾品や絨毯などが、ホント細かく描かれています。


作画にはかなり手間のかかる

この行為


好きでなければ出来ないでしょうね

その辺が、頁からあらわれています。


ただ、サブである

エイホン家の家族は

結構、キャラが動いていますが


メインの、アミルカルルク

まだ、キャラが出てきてないカンジがします。

( とくに、カルルク *1


まだ1巻ですから

これから、もっと面白くなっていきそうな

まんがです。

△△△*^-^)△ねこまんが工房♪♪△△△

*1:作者も、あとがきまんがで、そのようなことを描いている。