ゲキハロで『あの素晴らしい愛をもう一度』を聴いてくれていたら

ちょっと取り上げるのに、躊躇していたので

少し遅れた話題となってしまいましたが


先日

Berryz工房

劇団ゲキハロ 第7回公演 『サンクユー ベリー ベリー』 の中で


無敵の、丸富高校三人娘( 夏川未知、安彦玲、前嶋今日花 ) こと

徳永千奈美夏焼雅熊井友理奈


全国女子高校合唱コンクール大会 「あの子が歌うのを見たんだ!」

略して「アノコウタ」の、決勝で唄った


あの素晴らしい愛をもう一度』 を、作曲、歌唱した

加藤和彦さんが

自殺というかたちで、お亡くなりになりました。



その関連で

『サンクユー ベリー ベリー』 脚本、演出の

塩田泰造さんが

ご自身のブログ 『塩田泰造のムギムギデイズ』 にて

ゲキハロと、加藤和彦さんについて語られていました。

http://www.otomugi.com/diary01/su2_diary.cgi#1549

〜前略



今、あたまに浮かぶのは、17日にお亡くなりになった
加藤和彦さんのことです。

「おとなの掲示板」いちさんの文章にハッ、てしました。
そして、なみきのレスにも



〜中略



昨日の夕方(〜夜〜真夜中)中目黒にあるゴイスという
映像制作会社にて、『サンクユーベリーベリー』のDVD
編集に立ち合わせてもらったんだけど、そこに映ってる
ベリーズ工房の皆の生ききってるさまが、丸富三人娘が
歌う『あの素晴らしい愛をもう一度』が、もう問答無用、
ズドーンッ!て、力強くって、もしも、もしも、これを、
加藤和彦さんがごらんになっていたとしたら
(ご本人はもう飽き飽きするくらいの賛辞を浴びまくり、
もうとっくに過去の遺物になっていた、のかもしれない)
あの素晴らしい愛をもう一度』っていう曲を


「・・なんなんだ?このこら?なんなんだ?なんだって
オレの歌を、こんな目をして、こんな声で歌ってるんだ」


と、新らしい好ましい衝撃を与えられたのかもしれない。
その衝撃は、かなしくてかなしくてとてもやりきれない
と思い詰めてしまっていたかもしれない加藤和彦さんに、
この人生は、もう少し長く生きるに値するものなのかも
と、思い直させられた可能性はあったんじゃないかって、
オレは、おもった・・おもいましたよ、いちさん。


ご連絡先なんて、このネット時代だもん、ちょっとだけ
がんばれば調べられたはず。つまり招待券は送れたはず。
「あなたのつくられた歌、オレ、大好きなんで、劇中の
ものすごくだいじなとこで、ものすごくだいじな子たち
に歌わさせていただきます。ぜひ観にいらしてください」
って、ご招待すればよかった。それを、思いもつかない
オレの発想が、痩せていたなぁ、って、じくっと冷たい
後悔の念につつまれています。


素晴らしいもの(加藤和彦さんの曲)と
素晴らしいもの(丸富三人娘の歌声)を
つなぐべきものが、やはり
素晴らしいもの
であったなら、加藤和彦さんの水は、涸れなかったかも、
って・・


ご冥福をお祈りします。


『サンクユーベリーベリー』DVD


稽古場から千穐楽までなんども足を運んでくれた監督の
水野さんの渾身の編集、撮影監督の斉藤さんの凄腕撮影、
本番を観てくださったお客さまには「このときアノコは
こんな表情していたのか」と、ぶっ刺さること請合いの、
そして、
公演を、残念ながらご覧になられなかったお客さまには、
劇場公開映画にひけをとらない臨場感溢れる映像作品に
仕上がってます。(と、塩だはおもいました!)どうぞ、
期待してください。

実際、来ていただいて

三人娘の、歌唱を聴いたからといって


その結果

どうなっていたかは、分かりませんが

何か感じるモノがあったかもしれない。


確かに、塩田さんとしては

悔いが残るかもしれませんね。



今回のことは

彼女たちも、さぞ驚いたことでしょう。



亡くなられかたが、亡くなられかたがなので

ちょっと言いたいことはあるのですが


この場所は

そういう持論を、ぶつ場所ではないので

何も言いません


DVDが、発売されて

あの素晴らしい愛をもう一度』を、聴いても

そのようなことを考えずに


純粋に劇を楽しみたいです。

△△△*^-^)△ねこまんが工房♪♪△△△