年末なので(その2)
今回は
前回書き残してしまった
合同コンサートで如実に表れた
Berryz工房 ℃-ute
のグループの傾向について。
まあ、両グループを普通に知っている方には
「何、当たり前のこと言ってんだ!」
という話なんですが
少し語ります。
前回書きましたが
今回の合同コンサートツアーには
℃-ute 5人だけでトークーするコーナー
Berryz工房 7人だけでトークーするコーナー
があります。
お題は毎回違うのですが
もう一つのグループのメンバーについてや
もう一つのグループの曲タイトルから連想することを
トークしていくのですが。
そのコーナーで
℃-ute は
後者については、まだしも
前者のお題でも
トークの途中あるいは最初から
自分たちグループの内輪の話をしだします。
そして大体
「℃-ute 頑張ろう!」
で締めます。
まるで楽屋での喋りを聞かされているようです。
( 良し悪しは別にして )
それに比べて
Berryz工房 は
内輪の話のまま外に向けて話すことなど、ほぼ無く
観客(ファン)の前であるということを意識してのトークをします。
( 良し悪しは別にして )
それは
頭で計算している訳ではなく
長年で培ってきた空気感で役割分担し
オチたり、オチなかったりですが
非常にエンターテインメントを感じます。
両グループ
トークがグダグダな時も
Berryz工房 は外側に向かっていて
℃-ute は内側に向かっている。
萩原舞さんの自虐ネタなど良い例で
あそこまで、ぶっちゃけるのは凄いと思いますが
内輪ネタなので、ゲストに呼ばれた時などの
アウェイの地では、まったく活かせません。
そういう一面が
℃-ute がパフォーマンススキルは高いのに
対外的なステージへ立つ機会が少ないことの
要因になっているのかな?
などと憶測したりする材料となったりします。
℃-ute が内向きのグループになってしまったのは
( ※私見です )
結成の成り立ち
そして
現在のかたちになった経緯を
知れば
そうなるのは仕方ないかな
なんて納得してしまったりします。
2002年に
ハロー!プロジェクト・キッズとして選ばれた15人のうち
8人が先に Berryz工房 としてデビューした後は
グループ名も無く
8人組として結成されたてからも
インディーズとして長らく下積みをし
2007年
念願のメジャーデビュー
レコード大賞 最優秀新人賞などを受賞し
華々しいデビュー年を飾り
現在に至る
℃-ute 。
その間にメンバーが
インディーズ時に1人
メジャーデビュー後に2人が卒業しました。
その3人の
事務所から出さた卒業の理由は
それぞれですが
ほとんど納得できない曖昧な理由でした。
( 梅田えりかさんのソレも100%は信じていません )
「もう℃-uteは駄目だ」「℃-uteは終わった」
などの声は残った5人の耳にも届いたことでしょう。
「℃-uteは駄目じゃない」「℃-uteは終わってない」
ということを見(魅)せる為に
5人は5人だけで
多くの時間かけて話し合ったことでしょう
そして
努力したことでしょう。
それが
「℃-ute 頑張ろう!」
なんだと思います。
それが
ハロー!プロジェクト随一のパフォーマンススキル
なんだと思います。
一体感のあるステージパフォーマンス を勝ちとった代償に
対外的なトークスキルは発達せず
内輪ネタのトークスキルのみが発達してしまった。
( ※完全に私見です )
最初から言ってますが
良し悪しは別です。
だから Berryz工房 の方が優れてる
なんて言いたい訳ではありません。
よそはよそ、うちはうちですから。
と
これを書いているあいだに
UST で ℃-ute の忘年会の配信があったので
見ていました。
これはこれで面白えーですもん。
( 進行はド下手でしたけどねー(笑) )