まんが日記(その6)「デカガール」-1-

デカガール(1) (KCデラックス Kiss)

タイトル
デカガール
巻数
作者
芳崎せいむ長崎尚志
掲載誌
KISS PLUS
出版社
講談社
発行日
2009/01/30


小さい頃から動物と一緒に暮らしている
日野まる香
彼女は何故か、異様に鼻が利く
犬が緊張した時に出す、においが判るほど


刑事を夢見て、警察官になったが
理想と現実の違いに悩み、辞めようとしていた


が、ある立てこもり事件を、その”鼻が利く”ことで
お手柄をとってしまい
県警捜査本部一課の刑事に推薦されてしまう・・・


新人・デカガール日野まる香が、男だらけの刑事の社会で奮闘します

このまんがは、原作付きで

浦沢直樹との、タッグで有名な、長崎尚志が原作を書いています
 『20世紀少年』 プロット共同制作
 『PLUTO』 プロデューサー 等々


芳崎せいむとは、以前、別名義(東周斎雅楽)で
テレキネシス 山手テレビキネマ室』という、まんがを発表しています(未読)

以上 Wiki 調べ



このまんが、長崎氏は”リアル刑事物”と言っているんですよねぇ


しかし

ありえない程、鼻が利く女刑事が主人公で

金髪の刑事は、出てくるし*1

どこが、リアル刑事物なんだよって思っていると


細かい所

 刑事の心理だったり

 捜査の仕方(現場に入るときに、足に(ビニール?)袋かぶせる等)

こういう所がリアルって事なのかなと、読み進めていくと、だんだん思ってきました


まだ1巻なので、評価はむずかしいですが


最初、小さい頃から、動物と一緒に暮らしている為に

動物から出るにおいで、その動物が、なにを考えているか、なんとなく判ってしまう

だから、人間も動物だから、においで人間の気持ちも判る


こんなカンジの設定で、始まるのですが


後半には、”山のにおい”とか、”花のにおい”とかが判る

異様に鼻の利く女の子って

微妙に変わっているような気がするんですよね

(または、鼻が利くという設定の最初を、動物にした所に、無理があったのかな)


まぁ、最初の設定が後で、うやむやになるっていうのも、まんがのイイ所ですしね*2


1巻のおわりで

上司の奥菜警部補の、過去の事件(妹の誘拐?失踪?事件)が描かれていたりで

まだまだ、つつきが読みたくなる、まんがです

『デカガール』2巻のまんが日記はこちら

△△△*^-^)△ねこまんが工房♪♪△△△

*1:憶測だが、芳崎氏が勝手に金髪のキャラに、したのではないかな

*2:本当か?