まんが日記(その18) 「幻影博覧会」 -3-

幻影博覧会 3 (バーズコミックス)

タイトル
幻影博覧会
巻数
作者
冬目 景
掲載誌
コミックバーズ
出版社
幻冬舎コミック
発行日
2009/03/24


松之宮 遥(まつのみや はるか)は帝都で、探偵業を営んでいた

名を『松之宮探偵事務所』


事務の手伝いとしてやってきた高苑 真夜(たかぞの まや)

しかし、彼女は頭脳明晰で助手として有能であった

時々、未来の出来事が判る事があるが

幼いころの記憶、外国に居る両親の事などを、ほとんど覚えておらず

謎めいた少女だ


探偵・松之宮 遥、助手・高苑 真夜

数々の謎を解き明かしていく


真夜は、いったい何者なのか

自分でも判らないまま過ごしている日々に

真夜の両親が一時帰国した・・・


『木靈ノ守』、『五月闇』の二話に、番外編を含めた第3巻

作者である冬目 景氏に、いささか思い入れがある

例の『4人のまんが家』ではないのだが


私は、若い頃にまんがを描いていた事があり

(自分を晒すの恥ずかしいな、こりゃ)


ある新人まんが賞に応募して、末端の賞をいただいた時に

はるか上の賞で入選していたのが、冬目 景氏だった

(その時、もう他誌でプロデビューされてはいたのですが)


また、その時には『茄子』『セクシーボイスアンドロボで有名な

黒田硫黄氏も入選していた

(これで、随分特定できてしまうな)


まぁ、こんな細っーーーい、繋がりではありますが

初期から、作者のまんがは読み続けています


作者の特徴としては

1本の連載を続けて描かず、1シリーズ完結させると

また違う連載の1シリーズを描き始める

このカタチで複数の(ほっぽらかし?の)連載をもっています


このまんがも、まだ3巻ですが

描きだしてから9年が経っている・・・




そして、もうひとつは

暗い、地味

このまんがも当初は、地味なりにアクションシーンがあったり

怪奇な事件があったりしたのですが


3巻になって

輪をかけて、話しが地味になっています


『木靈ノ守』という話では

「それで終わり!?」って思ってしまうほど

何も起きずに・・・


それに、9年飛び飛びで連載していると登場人物の性格も変わっていってますね

今回1巻から読みなおして、そう思いました


とにかく、おとなしい印象をうけた今巻でした

△△△*^-^)△ねこまんが工房♪♪△△△