まんが日記(その20) 「ドロねこ9」 -1-

ドロねこ9 (1) (バーズコミックス)

タイトル
ドロねこ9(ニャイン)
巻数
作者
奥瀬サキ
掲載誌
コミックバーズ
出版社
幻冬舎コミックス
発行日
2009/03/24


学校では、優等生

お昼も、お勉強

実は、昼ごはんも食べられないくらいの貧乏生活

白波まあや


彼女のお仕事(バイト)は、ドロボウ

盗むものは、不法行為で手に入れたものや

世の中に存在しないとされているもので

全て後ろ暗い曰く付きの、決して公に出来ないものばかり


蠱り者(まじりもの)である彼女は、その能力を使って仕事を行う


同じ、蠱り者だが

同級生の多浪(しばたろうく)

まあやがなにを、しているのかを知らない

が、彼女に惹かれて、彼女を心配する


物語は、まだ始まったばかり・・・



近年、原作ばかりであった奥瀬サキ、久々の作画

待望の、単行本第1巻

奥瀬サキ氏のまんがを、未読の方は

蠱り者ってなんだ?って思われた方が

多いとおもいます


私も、正確には判りません(爆)


ただ、奥瀬サキ氏の過去の作品

『コックリさんが通る』も、その設定で描かれており

なんとなくは、判るのですが


文章にすると、何か陳腐になってしまい

まんがの雰囲気が壊れてしまいそうな気がするので

興味持たれた方は、御一読お願いします



いやぁ〜しかし、久々の奥瀬サキ作画のまんがですねぇ〜

原作ばかりで、もう描く事は、やめたのかと思っていました



奥瀬サキ氏は、先ほど挙げた『コックリさんが通る』の単行本カバーにも

書いてありましたが(編集者に書かれたのか)

80年代後期のデビューから、ヒット作のないまま奇跡的に生き残る。

そういう、まんが家で(笑)*1


私の知る限りですが、作画した連載まんがを(ほとんど?)完結させた事がありません

(作者ではなく、雑誌自体の事情も多そうですが)


まぁ、とにかく

風呂敷を広げたまま、たたまずに未完

が、ほとんどですが

その雰囲気、世界観に惹かれコアなファンが多くいるんでしょうね


『ドロねこ9』 1巻も同様で

主人公である(?)白波まあや

同級生の多浪

以外にも、たくさんのキャラクターが出てきますが

1巻では、どのような関係か、うっすらしか判りません


今回こそは、描き続けて、奥瀬サキの最終回をみてみたいです

2巻、3巻とよろしくお願いします

△△△*^-^)△ねこまんが工房♪♪△△△

*1:その後の原作を書いたまんがは、ヒットしたようですが未読